子育て本の読み方
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本屋に行くと子育てに関する本が山のようにあります。
Amazonで一冊注文しようものなら以降のオススメは子育て本で埋め尽くされ、楽天は言わずもがな。
出産前からかなりの本を読みましたが、幾つか気をつけていることがあります。これから子育て本に手を出す方は参考にしてみてください。
①色々な見解の本を読んでみる
ほとんどの場合、いわゆる子育て本は個人的な経験を文書化したものです。書いていることは全て真実かもしれませんが、たまたまその人がそのやり方でうまくいっているだけで、自分の子供に適しているかどうかは不明です。特に失敗事例とその理由が書いていないことがほとんどで、さも全人類の乳児に普遍的な最適解を提供しているかのような書きっぷりの本もあります。
色んな本を読んで、子育ての難しさをかみしめ、先輩たちの苦悩を共有してはどうでしょうか。そのうち幾つかは、愛する我が子にぴったりのものがあるかもしれません。
②読んで納得している自分を疑う
人は一般的に自分の考え方を追認してくれる意見に強く惹かれ、特に書籍化されている場合は、さも自分の思い込みが正当なものであるかのように強く錯覚します。
例えば、なかなか泣き止まない子供を出来るだけ手間をかけずに寝かしつけたい時、泣いていても一人でベッドに置いておくのがいいと思っている人は、ジーナさんの泣かせる子育て本には正しいことを書いているように認識してしまいます。他にも抱き上げてなだめるやり方とか、いろいろあるのですが、頭に入ってこないんですね。不思議と。
自分の納得感が客観的かどうか気をつけて本を読んではどうでしょうか。難しいんですけどね。
③妻と本を共有する
同じ話題について話す時、妻と私の理解度を揃え、拠っている情報源を共有しておけるように心がけています。
ただでさえ色んな子育てのやり方があって、また自分の好きなように本を読み解いてしまいがちなのに、情報源さえも共有できていないと、話がうまくかみ合いません。たぶんケンカになります。
あの本のあそこにこんな風に書いてあったけど、試してみる?と、問いかけると、それはちょっとかわいそうだから、この雑誌のこれなんかどう?みたいに話せれば、話が発散しないように思います。
また、何より人が選んだ本は自分の意見に偏っていないので新しい発見があり、単純に面白いです。
①色々な見解の本を読んでみる
②読んで納得している自分を疑う
③妻と本を共有する
おすすめです。