40代サラリーマン男♂が育児休業をとりました

40代建設業サラリーマンが育児休暇を取得。おじさん目線の育児ブログを目指します。

男の趣味、女の趣味

/* 邪魔なキーワード下線を消す */ a.keyword { border: 0 !important; text-decoration: none !important; pointer-events: none !important; cursor: default; color: #5A5A5A; }
f:id:anton2012:20160307123555j:image

編み物(かぎ針編み)に挑戦中です。

 

妻のお供で手芸店のユザワヤに行った際に、毛糸コーナーにかわいいチュニックが展示されていました。なんと、「かぎ針編み」なるもので手作りできて、毛糸を買うとその設計図をもらえるとのこと。もともと、木工やプラモデルや革細工など、クラフト系が好きな私としては挑戦意欲を掻き立てられます。その場で編み棒、毛糸9玉、テキストを購入し、まんまとユザワヤの罠にかかってやりました。

 

編み物は基本同じ作業の繰り返しのため、いろいろ考え事をしながら進められます。これまでのクラフト系の趣味とチョット違うなと感じました。これがいわゆる「女の趣味」というものか、と。

どうやら、男とか女とか生物的な差異というわけではなく、従来の男としての役割や女としての役割が、趣味の志向をつくっているのではないかと感じました。かなりステレオタイプな見解ではありますが

 

<"いわゆる"男のクラフト系趣味>
 例:木工、プラモデル、革細工、鉄道模型・・

 ① 一度始めるとキリのいいところまで進めないとやめられない。

 ② 材料や手法が明確で、設計図通りに進めればある程度見本通りのものができる。

 ③ 完成形が大きかったり固定されていたり脆かったりして、持ち寄ることができない

 

<"いわゆる"女のクラフト系趣味>
 例:編み物、縫い物、フラワーアレンジメント、ビーズアクセ・・・

 ① いつでも中断再開できる

 ② 材料が柔らかかったり力加減が微妙で、ある程度熟練しないと上手に完成しない。

 ③ 完成形が小さく軽く、持ち寄ることができる。

 

お父さんの趣味の時間はもっぱら週末の限られた時間で、その中で完成させないといけません。やり残そうものなら「また散らかしっぱなしにして、、、」と、責められます。工具をひろげ、一気に作り上げ、完成した喜びに個人的にひたるのが「男の趣味」の特徴ではないかと。

 

一方、お母さんは子育てが大変です。子供の昼寝の合間、幼稚園の合間、夜子供が寝てからの短い時間、趣味をコツコツと進めます。子供が泣けば飛んでいかないと行けないので、いつでも中断できる工程で、危ない工具が放置されないことが重要です。毎日の積み重ねで熟練し、上手になればママ友との品評会のネタにもなる、コミュニケーションツールとしても重要になるのではないかと。

 

てなことを考えながら、チュニックの完成を目指してかぎ針編みを練習中です。

ここからは、かぎ針編みをしたことのある人しか、きっと面白くありません。
では、


作品第一弾。。。イモムシ (ToT)

f:id:anton2012:20160307123515j:image
毛糸をゼロから編み始めるので、テキスト通りにすすめていても、最初は今何をしているのか、これが完成形のどこにあたるのか不明です。なかなか形にならず、イモムシ状の編みかけを何本つくったことか(ノД`)。ちまちまと裏山をとるところで、殆どの男性は脱落です。「こんな"女々しいこと"やってられるか!」と。それは熟練が足りないんですよ。


作品第二弾。。。ロケット ( ;∀;)

f:id:anton2012:20160307123526j:image
長方形のコースターを編み始めたつもりなんですけどね。編み進めるごとに目が減っていって、先細りロケットができました。あと、どんどん目が増えることもあります。クラフト系は端部の処理が重要です。


作品第三弾。。。丸コースター (^o^)

f:id:anton2012:20160307123546j:image
少しづつ形になってきました。途中で色が変わっているのは毛糸がなくなり、継ぐ練習もかねたからです。いまでは、猫どものおもちゃとして大活躍です。


作品第四弾。。。敷物 \(^o^)/

f:id:anton2012:20160307123555j:image
そういえば、おばあちゃんの家の黒電話の下にこんなのが敷かれていました。かぎ針編みだったんですね。男の実用系クラフトもそうですが、必要に迫られて作るものは本当に少ないです。この敷物はどこにおきましょうか。こうやって家中のドアノブにカバーがつくのでしょうね。

 

ところで当初の目的、娘のチュニックは、サイズオーバーになるまでに完成するのでしょうか??